Merry Christmas!!
メリークリスマス!
カタルーニャ語ではBon Nadal!
スペイン語ではFeliz Navidad!
バルセロナは言語が多くてややこしい。
24日に無事にバルセロナのFelloshipは終了。
バルセロナでは25日クリスマス、26日サン・エステバンの日でともに祝日。
病院は24~30日、31~6日はスタッフはレジデントも含め半分ずつ休暇。
予定OPも入れずに緊急外相のみ対応のため24日は午前中で仕事は終了。
以前も紹介したCagaTióに毎日お菓子をあげていたため息子もプレゼントゲット!
こちらでは25日は店はほとんど休み。
みんな家族で過ごすせいか街中にも人は少ない。
バルセロナもあと数日。
そろそろパッキングもしなければ・・・
Huelga(ストライキ)
最近はフランスでのデモがすごいらしい・・
(ボルドーが安全なことを祈ろう)
先月Metges de Catalunya(カタルーニャ医療労働組合)がストライキ。
プライマリーケアなどの関係者によるものらしく、勤務している病院では特に変化はなかったが、病院の壁にもしっかりと
内容をGoogle翻訳で調べてみると、
医療費削減されているのに、自分たちは働きすぎだ!!
労働時間は週35時間にしてほしい!ということらしい
(昔働いていた感じだと、2.5日で越えてしまうなぁ・・・)
労働時間に対する考え方はヨーロッパでは日本とかなり異なる。
こちらでは祝日は日本より圧倒的に少なく、それぞれがvacationをしっかりと好きな時に取るようになっている。
日本も勤務医の残業上限は年間960時間になるようだが、実際どうなるんだろうか・・・
Caga Tió, Caganer
バルセロナもそろそろクリスマス準備。
夜は道路などもライトアップはされているが、日本ほど凝ってはいないか・・
カタルーニャではクリスマスになるとやってくるのはサンタではなく。。
Cagarはウ〇チするという意味で、Cagaはその命令形(つまり、Tióウ〇チしろ!)
子供はこの人形に毎日餌をあげて、24日に棒で叩くと毛布の中にプレゼントを排〇するということらしい(いまのところ息子も毎日キャンディーをあげている)。
何とも不思議な習慣である・・・
またクリスマスマーケットに同様にたくさん置いてあるのが
人形の説明は写真の通り。
有名人も人形になっており、安倍首相も仲間入りしていた(写真忘れた・・)。
Ankara
久々の投稿
先週は会議でトルコのアンカラに出張。
バルセロナ空港まではAerobusでスペイン広場から15分ほど。
バルセロナ→イスタンブール→アンカラの乗り継ぎで6~7時間。
結構時間はかかる。
(一人はジョークでこんなにかかるなら日本に行けちゃうんじゃないかって・・・)
(ボルドーの先生たちも来ていたがボルドー→パリ→イスタンブール→アンカラで10時間ぐらいかかったらしい・・・)
はじめてスペイン外に出たがPassport contorolでも何も聞かれずにスタンプ。。
あっけなかった。
イスタンブールでの入国はかなり混雑しており、トランジットはぎりぎりでダッシュ。
会議自体はかなり白熱して興味深かった。
若手の先生だろうが、リサーチアシスタントだろうが、結構大御所にも負けじとディスカッションしていた。
夜はトルコ料理。はじめてRakiを飲んだが、日本酒のような味わいだった。
テレビではちょうどガラタサライの試合。
トルコの人はサッカー好きらしく、キックオフの1時間半以上前から番組は開始していた。
地元のDrに聞くと長友は評判はまずまず(調子に波がないとのこと)。
帰りの飛行機からはアルプスが・・
さらにはピレネー山脈も・・
ちなみに行く直前まで気にしてなかったけど、トルコはEU圏外。
Hospital de Sant Pau
久々に週末に観光。
いろいろガウディ建築なども検討したが、混んでそうだしそこまで建築に詳しくないし・・
と、いうことで病院なら想像もつきやすいかな?と思いサンパウ病院へ。
サンパウ病院は1900年初頭に建設された病院で、世界遺産にも登録されている。”芸術には人を癒す効果がある”、というコンセプトで建設されたとのこと。実際に2009年まで病院として機能していたらしい。
予約などは不要(ネット予約できるが値段はともに14€)。
他の観光地と比べると人は少ない。
入り口では ”どこから?”と聞かれ(英語で)日本語のパンフレットがもらえる。
敷地は非常に広く一つ一つの天井も高い。
それぞれの棟は地下トンネルでつながっているとのことだが、実施に入れる棟は限定されている。
ここがこんな風に使われてるのかぁ、などと普通の病院とも比較できて(実際はあまり比較になるようなものではないが・・)楽しかった。
帰りは近くのピンチョスバーで昼食。
こちらの人は話好きで色々と話しかけられた(スペイン語分からないといっても、スペイン語でたくさん話しかけられる)
帰りのバスはFCバルセロナvsベティスの試合に向かうファンと同じ時間帯となり、非常に混雑・・・
El Clásico
今週でサマータイムも終わり。
でも、サマータイムの方が長いのでこちらがレギュラータイムな気がするんだが・・・
先週は伝統の一戦(エルクラシコ)、FCバルセロナ vs レアル・マドリード!!
チケットは一番安い席でも大体200€
席も並びでは残っていないし、残念ながら生観戦はせず・・
大学生のころフィーゴが禁断の移籍をして、CK蹴るときにクラシコで豚の頭が飛んできたのをTVで見てびっくりした記憶がある(平然とCK蹴っていたフィーゴにもっとびっくりしたが・・)。
激しい試合だということは認識していたが、現地にいるとスタジアムだけが激しいわけではないことが分かった。
午前中から家の前の交差点にやけに多くの警察官が・・・
ちょっと偵察に行くと警官はひっきりなしに無線で連絡を取り合っている。
なるほど!
きっとこの道をレアル・マドリードの選手バスが通るから、警備先導していくのか!
っと、思っていたら何やら大きな音が・・・爆竹?花火?いやいや発砲?
なんと大声で歌いながらサポーター軍団参上!
結局、前後を警備車両に挟まれたままCamp nou stadiumに向かっていった(ちなみに試合3時間前ぐらい)。
まさかサポーターのために通行止めにして警察が先導していくとは・・
さすがに日本では考えられない!
サポーター集団が通ったあとはゴミだらけであったが
清掃員がきれいにしてくれて、通行止めはやっと解除。
仕事の効率
今週は長いOPが目白押しで、忙しい1週間だった(スペインにしてはってことだが・・)。
今日は仕事効率の話。スペインで効率っていうのも変な話はするが・・
こちらでも当然電子カルテ利用して診療記録を取っている。
日本の電子カルテの端末はセキュリティの問題からだと思うが、インターネットには接続されていない。
こちらでは普通にインターネットができるので、患者説明にもGoogle検索して利用している。装具の説明なども画像を見せながらは便利。
よくその場でPubMedで文献検索なども診察中に普通にしている(場合によってはそのままそれを見せたりもしている)。
また、カタルーニャ州で登録している病院の画像などを含めた情報はon lineで見れるようだ(この辺は正確な情報ではないけど、たぶん・・)。これは非常に便利だと思う。
日本でもせっかく電子カルテが普及しているのでon lineでつながって他院の情報も観れるとよいのだが。
そうすれば無駄に画像をダブって撮る必要はないし、薬も重複して出すことはなくなるし、併存症の見落としもなくなるし、いいことだらけな気がする。
まぁ、セキュリティは問題になりそうだが・・・スペインではあまり個人情報のセキュリティは重視されていなそう(少なくとも日本よりは)。みんなWhatapp(LINEみたいなアプリ)で仕事の話(画像も含めて)しまくってるからなぁ・・
セキュリティは確かに難しいので市単位ぐらいでもon lineで他院と情報共有できると便利なんだが。セキュリティは自治体でかけてもらうっていうのは虫が良すぎる話か・・