国による違い

今回はちょっと真面目な脊椎外科に関連する話。

 

Eugenie王女の側弯症の術後創痕についてネットで話題になっている(SRSも学会としてFacebookにコメントだしていた)。やはり創痕に関する意識についても国により相違がある気がする。

 

こちらでも側弯症術後では定期的に長期フォローは行われている。その際、日本では創部が見えるような服装で受診する人はほとんどいない(もともとそこまで露出の高い格好で病院に来る人自体がいないが・・)。こちらでは術後の人も意外と創部が見えるような服装で受診する(服装のベースの露出が高いのかもしれないが・・)。このあたりの意識は国によって違うのかもしれない(ちゃんと調査したわけではないのでよくわからないが)。

 

国による違いといえば体型にはやはり違いはある。

こちらの人は(特に女性)では内反膝(O脚)の人はほぼ皆無。街中でも多くの人の脚をみるが(変な趣味ではなく、一種の職業病です)日本でいるようなO脚の人は見たことがない。これはひょっとすると、脊椎・骨盤アライメントにも関連がしているのかも知れない。

なんか、観光のブログばっかり載せていたが、そういえばこんなことを調べるのがバルセロナにきた本来の目的だったかも・・・